「保険会社が知られたくない生保の話」内容のご紹介。固定費を節約しよう。

節約関係
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人生の三大支出は「家」「車」「保険」と言われています。節約するには支出、特に固定費を見直すことが有効です。固定費は家賃(ローン)が主な人が多いですが、それと同時に支出の大きな割合を占めているのが「保険」です。

仕事柄いろいろな方の保険加入状況を見るのですが、私の感想としては「日本人は保険がお好き」。みんなが保険に加入しているから自分も何か加入しなければならないだろう、と漠然と不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか?

今日は後田亨さん著「保険会社が知られたくない生保の話」の書籍をご紹介し、保険という固定費をいかに節約するかについて検討していきたいと思います。

  • 保険を見直したいけど、どう見直すべきか分からない人
  • どの保険に入るべきか分からない人
  • 固定費を見直したい人

「保険会社が知られたくない生保の話」の本の考え方を理解して必要な保障をカバーし、場合によっては家計の固定費削減を検討してみませんか?

まりこ
まりこ

ちなみに私のプロフィールは・・・

FP2級 税理士法人10年超勤務

保険募集人資格あり 

人に合わせた必要保証額の検討を仕事柄しています。

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「保険会社が知られたくない生保の話」の概要

まずは早速「保険会社が知られたくない生保の話」の書籍をご紹介します。

著者のご紹介

著者は後田亨 (うしろだ・とおる)さんです。

「保険相談室」代表。生保コンサルタント
長崎大卒。大手生保と10数社の保険を扱う代理店で約15年、営業職を経験後、営業マンと顧客の「利益相反」を問題視し独立。08年「生命保険の『罠』」(講談社)がベストセラー。12年より現職。保険の有料相談、執筆、講演等に従事。著書・メディア掲載多数。

https://www.amazon.co.jp/

この方の他の著書は、

などなど、保険にたいする疑問を呈している内容が多い、保険のプロです。

概要のご紹介

そして今日ご紹介する 「保険会社が知られたくない生保の話」の書籍について概要をご紹介します。

書籍はこちらです。

Amazonの内容紹介を引用させて頂きます。

内容紹介
「保険は99%がはずれる宝くじ」「医療保険は検討に値しない」「いまどき、保険で貯蓄は疑問」――。生命保険のカラクリ、業界の裏話から、本音の「おすすめ」商品まで、生保会社の営業マンとして長年勤務した保険コンサルタントが、具体的な商品などを挙げながら明かす、生保のすべてがわかる本です。

・なぜ広く、長く入ってはいけないか
・「元本割れしない」に惑わされてはいけない理由
・販売員は、売ったらほとんど退社する
・大手生保会社の管理職が入っている保険は?
・保険料の目安は手取り収入の1%
・お金があるなら、入る必要なし?

大切なのは、消費者がテレビCMやパンフレットを鵜呑みにせず、疑ってみること。「低価格で、手厚く幅広い保障がいつまでも続く保険商品」や「資産形成に有利な保障と貯蓄を兼ねる保険」など現実には存在しません
でも、保険業界への疑問や批判を目的にした本ではなく、読者が正しい保険選びができるようになり、結果として自己資金の使い道を自由にできるようになる可能性を広げる本です。
内容(「BOOK」データベースより)
医療保険は検討に値しない、いまどき保険で貯蓄は疑問、難解な商品は避ける…。生命保険のカラクリ、業界の裏話から、数少ない「おすすめ」商品まで、生保会社の営業として長年勤務した保険アドバイザーが、具体的な商品などを挙げながら明かす、生保のすべてがわかる本。

https://www.amazon.co.jp/

最近はネットで加入する保険も普及しましたが、以前は保険のおばちゃんという言葉があったくらいセールスレディが多く、セールストークによって加入している人が多いという状況がありました。相手の言っていることをただ信じるのではなく「疑ってみること」。まずその行動を促しています。

保険加入が良いことづくしのように勧められるけれど、そんなに「良い商品」はない。保険の仕組み、実態を認識した上で加入するのなら良いでしょうが、誤解したまま加入して高い保険料を払うのは無駄になります。

保険は全ていらないということではなくて、保険の内容を正しく理解し、本当に必要だと判断したものを選ぶことができるようにすることを目的とした本になります。

口コミ、レビュー紹介

こちらの本の口コミ、レビューをご紹介します。

良い口コミ

まずは良い口コミから。

保険選びにお悩みの方に読んでいただきたい。
自分がどんな保険を必要としているかを明確にしてくれる本だと思います。
私も保険でかなり悩みましたが、悩んでいたことが馬鹿らしく思えるほどになりました。
保険に惑わされてはいけません。

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もう!これは、必要に迫られて、知りたくて買いました。
だから渇いた喉をうるおすようにグイグイ入ってきました(笑)
ここに求めている答えがあった!って。

自分もそうだけど、なかなか人って、本当のことを知ろうとしない。
保険の話で言うなら、都合の良い営業トークに乗っかれば
重要人物のように「お客様」として丁寧に扱ってくれるから嬉しくなっちゃうよね。
でも、それと引き換えにしてもいい金額ですか?という話。

私は嫌です。だからせめて、知って、選びたい。
そんな人には、おすすめです。

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などなど、保険のことをきちんと知ることができたという良い口コミが多いですね。

イマイチな口コミ

一方でイマイチだったという口コミをご紹介します。

本格的な少子高齢化社会の到来、公的債務が1000兆円を突破し国家財政も危機的状況の中、社会保障費の削減は避けられまい。

公的年金の大幅削減や支給開始年齢の繰り上げ、医療費の自己負担の増大、遺族保障の減額といった現実から目を逸らし、消費者に響きの良い保険不要論を唱えるこの人物は不測の事態に遭遇し生活困窮する者の数を増やし、今後高騰する医療費の自己負担に耐えることが出来ず受けたい医療を受けられない人の数を増やし、漠然とした将来への不安を抱えながらも無策ゆえに悲惨な老後生活を迎えるであろう多くの人びとのことなど意にもとめないのであろうか。

無責任極まりないコラムの掲載を許し、このような悪書を世に送り出す日本経済新聞社の良識を心底疑う。

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こちら2013年という少し前のレビューになりますが、医療費の自己負担分の不足について懸念しているレビューです。

言っていることは概ね正しいだろうし、数十年前に僕が生まれていれば星5を付けていたかもしれない。
しかし、現代の行動経済学では人間の心や行動というものは筆者が例えるほど理論的でないと考えられている。(例えばリスクプレミアムなど)
ここから言えることは、感情を排除して理論的に正しいことを行いたいと考える人には向いているが、価値判断の中に感情が少しでも入るのであればあくまで参考程度に見ることをおすすめするという事だ。
具体的話せば、期待値がプラスだからという理由でお金を預けて減ってしまっても、なんの後悔もしない人にはおすすめ。理論では正しいと理解できるけど、やはり少し後悔してしまうという人には星2

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こちらは言っていることは正しいかもしれないが、感情がついていかないというレビューです。保険の考え方には正解はありませんので、いろいろな意見が出てきて当然かと思います。

保険の検討ポイント

以上の内容を踏まえて、この本に出てくる保険の検討ポイントを私の体験談を交えてまとめてみたいと思います。

掛け捨てか貯蓄型か?

生命保険は本当に様々な種類があります。しかしそこをあえて、掛け捨てと貯蓄型に大きく分けて考えてみます。

この本では「いまどき、保険で貯蓄は疑問」「資産形成に有利な保障と貯蓄を兼ねる保険はない」とあります。生命保険の目的は亡くなった時の保障であり、貯蓄とは全く関係ない話です。それを保険料を高くして保障と貯蓄を組み合わせ、両方を「それなり」の金額で提供するのが貯蓄型保険です。貯蓄にしては元本に比べてそこまで増えないものが多く、保証にしては保険料に比べ低すぎる。それなのに保障がありながらある程度の貯蓄ができるという点で人気がある商品です。

しかし「保険で貯蓄は疑問」。貯蓄するなら、貯蓄のみを目的とした預金、投資などを考えるべき。保障を求めるなら格安の保険料で大きい金額の保証を得られる掛け捨て型を選ぼう。「資産形成に有利な保障と貯蓄を兼ねる保険」があるがごとくの保険会社のセールストークを疑おう。理論的には、保証と貯蓄は別で考えた方が効率が良い。この本はその点を伝えています。

私は仕事柄、保険に関する考え方を聞くことが多いのですが、現在でもかなりの人が貯蓄型の保険に入っているか今後も入りたいという希望を持っています。多くの人が貯蓄型保険に惹かれているのは保険会社のセールストークのせいだけなのか?

私はこの本を読んで理論的には確かに保険と貯蓄は別だと理解しました。ですが貯蓄型保険には惹かれています&加入もしちゃっています。返戻率が低すぎる商品は避けますが、商品を選んだ上で返戻率100%以上なら入りたいと思ってしまいます。この考えは上のイマイチな口コミにあるように、貯金が好きな人の感情の問題なのかもしれません。あとは投資したとしても大きく増やす自信がないので、保険にしておけば保障がついてくるので返戻率100%以上ならば良しとも考えてしまいます。

商品の内容をよく理解して、ご自身の希望に合った判断をして頂きたいポイントです。

シンプルイズベスト

携帯電話の料金体系を見てもそうですが、複雑な商品設計は理解がしにくく誤解が生じやすい、悪く言えばうまく販売会社の都合の良いように誘導しやすいとも言えます。本当に必要なのかそうでないのか、単純に計算がしにくいです。

また損得もそうですが複雑な商品はいろいろな保障を組み合わせていることが多く、保障内容がかぶったりすることもよくあります。なのでなるべく保障内容と保険の支払の仕組みがなるべくシンプルで分かりやすい保険が理想とされています。

なんとなく、いろいろな保障があった方がお得に思えますよね。でもそうした商品は保険料に反映されています。つまり保険料は高くなっているはず。保険料は安く、保証が手厚いのは大体シンプルな設計のものです。

上記で貯蓄型の保険に加入したい人が多いと書きましたが、それ以上に掛け捨てで死亡保障のみがついているシンプルな保険を望む人は多いです。今死亡したら金銭的に困る人が多い立場の方は特にです。なのでこの本の主張通りの行動をされている方は多くいらっしゃいます。

医療保険は検討に値しない?

この本では「医療保険は検討に値しない」とあります。「保険は99%がはずれる宝くじ」とも言っており、保険料に比べてもらえる保険金が少ないことを指摘しています。特に医療保険は全体的な入院期間が減り通院治療が増えていることからその傾向が顕著となっています。

しかしなんだかんだ言っても医療保険に加入している人は多いです。実際にはやはり入院より通院になることが多く、通院保障はオプションのことが多いので通院保障がついていると勘違いして保険金がもらえずにがっかりするケースも私は見てきました。

通院保障をつけると保険金は高くなります。加入時によく検討し、理解する必要があります。医療保険の加入が必要な人は、現時点で入院・通院になった場合、高額医療費を使っても自己資金が足りなくなるようなひっ迫した方になると思います。

今後いつどんな病気になり、どうお金がかかってくるかは当然分からないので確率論にはなります。 この本では「保険は99%がはずれる宝くじ」とあります。はずれてくれて良かったと思って加入することもありでしょうし、要は医療保険の状況を理解していればあとは個人の判断になってきます。

お金があるなら入る必要なし?

この本には「お金があるなら入る必要なし?」とあります。お金があれば万が一があっても保証がなくてもなんとかなる訳ですよね。なのに、わざわざ高いお金を払って「99%がはずれる宝くじ」を購入する必要なんかない訳です。

以上を踏まえて、まずは万が一があった時、保証がないと生活が困るかどうか、その点から考えて保険でカバーしていくことが大事です。

「保険会社が知られたくない生保の話」 まとめ

毎月の保険料は少額でも生涯の総支払額はとても大きな金額です。保険はとても大きな買い物をしていることを、加入時に肝に銘じることを忘れてはならないと思います。保険は多額、大きな固定費です。よく考えて加入したいですね。

この本のポイントをまとめます。

  • 消費者がテレビCMやパンフレットを鵜呑みにせず、疑ってみること
  • いまどき、保険で貯蓄は疑問
  • 難解な商品は避ける
  • 保険は99%がはずれる宝くじ
  • 医療保険は検討に値しない
  • お金があるなら、入る必要なし

この「保険会社が知られたくない生保の話」の書籍をはじめ、後田亨さんの考え方は保険を検討するにあたっての基礎的な考え方がとても参考になります。具体的な商品を検討する前の基礎として確認してみてはいかがでしょうか?

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