このブログでは主に元気・健康に貢献するグッズをご紹介していますが、元気になるためにはグッズだけでなく考え方や生き方など「内面の元気」が非常に重要です。
私は20代の頃、勉強と仕事とお金を稼ぐことが大好きでしたが、30歳の時に過労によりダウン。それから以前のようには回復できていません。当時頑張りすぎてしまった選択に、非常に後悔しています。今日はそんな私が「当時この本を読んで実践できていたら人生が変わっていた」と思う本、「ストレスゼロの生き方」をご紹介します。

健康に元気に生きるための「内面の元気」を与えてくれる元気グッズ(書籍)です。
「ストレスゼロの生き方」(書籍)の概要紹介
まずは「ストレスゼロの生き方」(書籍)の概要をご紹介します。

著者
Testosterone(テストステロン)
https://www.amazon.co.jp
1988年生まれ。学生時代は110キロに達する肥満児だったが、米国留学中に筋トレと出会い、40キロ近いダイエットに成功する。大学時代に打ち込んだ総合格闘技ではトッププロと生活をともにし、最先端のトレーニング理論とスポーツ栄養学を学ぶ。現在は社長として働きつつ、筋トレと正しい栄養学の知識を日本に普及させることをライフワークとしている。2014年より始めたツイッターは2019年10月時点でフォロワーが88万人を突破。『筋トレが最強のソリューションである』(U-CAN)、『超 筋トレが最強のソリューションである』(文響社)など、著書多数。
私は実はツイッターを始めてからこの方を知り、毎日のツイートが本当に共感できるものばかりですっかりファンになり、著書も購入するに至りました。最近のツイートをいくつかご紹介します。
君を侮辱して大切にしてくれない人から今すぐ離れよう。そういう人と関わってると自分には価値がない様に思えてきて自尊心が壊れる。それだけじゃない。そういう人が君の時間を独占してると君を必要としてくれて心の支えになってくれる大切な人との出逢いの機会も逃す事になる。損失はデカいよ。離れて
— Testosterone (@badassceo) January 28, 2021
大事な事だから何度も言うけど、健康より大切なものなんてこの世にないからね。健康を何よりも優先して。お願いだから無理はしないで。健康を犠牲に何かをしても絶対にハッピーエンドは待ってないからね。自分の健康を、自分の心を、自分の体をこの世で最も高価で貴重なものとして大切に大切に扱って。
— Testosterone (@badassceo) January 27, 2021
大丈夫。なんとかなる。最終的にはすべてうまくいく。なんとかならなくてもそれはそれで別に大丈夫だったりして結局なんとかなる。人生オワッタってほどの何かがあっても時が経てば傷は癒え、また笑える日が必ず来る。信じろ。絶対に大丈夫だ。肩の力を抜こう。思い詰めるのはやめよう。気楽にいこう。
— Testosterone (@badassceo) January 24, 2021
健康が何より大事!という主張をベースに様々な観点からたくさんツイートされています。
概要
早速この本の概要をご紹介します。この本では、スレトスが限りなく0に近づき、人生が充実する「考え方」を箇条書きの形で100個提案してあります。なので、最初から読まなくても気になるところだけ読むこともできますよ。
目次の分類をご紹介すると、「やめる」「捨てる」「逃げる」「受け入れる」「貫く」「決める」「筋トレする」という7章。これだけ見ると何のことかと思われますよね。
いくつかTestosteroneさんがツイートに中で本をご紹介されている部分がありますので、ご参考までに引用します。以下は、「貫く」の中の一つ。
これは超大切 pic.twitter.com/EopjH3mWH9
— Testosterone (@badassceo) November 20, 2020
「受け入れる」の中の一つ。
嫉妬してしまう人は読んでみて pic.twitter.com/274nj408Jj
— Testosterone (@badassceo) November 27, 2020
こんな感じで100個の提案が紹介されています。
「ストレスゼロの生き方」(書籍) おススメポイント
次にこの本のおススメポイントと評判をご紹介します。
私のおススメポイント
私の経験から特におススメしたいポイントをご紹介します。
本当に辛いときは逃げる

「逃げる」の中の一つです。耐えられないぐらい辛い環境にいるなら、逃げろ。命令だ。と書かれています。
私は過去に過労で倒れて、その時患ったパニック障害、自律神経失調症を10年以上経った今でも治りきらず、ちょっとしたことですぐ悪化します。過労で倒れる前、辛くて何度も休もうと考えましたが、逃げることができなくて頑張り続け、そのうち体調不良が出てきましたがそれでも「この仕事が終わったら…」と皆の都合を考えてなかなか言い出せずに相当無理をしてしまいました。結局体が動かなくなって強制的に休まざるを得なくなり、その後ずっと苦しんでいます。非常に後悔しています。
あの時少しでも早く休んでいたら。今、そう思っています。
体だけでなく心もそうです。限界がきたら致命傷になる前に逃げ出せ。Testosteroneさんはこう言っています。逃げることは悪いことではありません。逃げたところで後はどうにでもなる。私のように逃げないで体や心を壊すと、元に戻らない可能性も高いです。限界がきたら逃げて欲しいと私も思います。
ただ匙加減が非常に難しくて、自分にとってこれが限界なのか?というのはなかなか判断がつかないところもあります。実は私も未だに分からない。なので私の経験からは、少しでも体調に何か影響が出てきたら逃げた方が良いと申し上げたいです。
お人好しをやめる

「やめる」の中の一つです。人に親切にするのは大切ですが、世の中には親切心を利用してあなたの都合おかまいなしにあなたを利用しようとする人がいます。あなたを「都合の良い人」として要求がどんどんエスカレートしていきます。都合の良い人になってしまうとあなたの時間がどんどん奪われてしまいます。都合の良い人になるのをやめましょう。という内容です。
私はそんなに親切な方ではないのですが、都合の良い人になることが多かったです。それは、人にはっきり言えない、弱い性格だからです。断ることができなくて疲弊し、結局自分の体調を崩しました。
今、過去を振り返り、とにかく自分が利用されていると感じて嫌なことは「断る」「はっきりと言う」ことを心掛けています。しかしこちらもまだ匙加減が難しくて、ちょっと頼まれるだけで警戒してしまい壁を作ってしまったりと失敗も多いです。実はそんな時は、断らなければ良かったと後悔しています。しばらく様子を見て、完全に都合の良い人扱いされていると感じた時点で「断る」というのもありかなとは思いますが、そういう人は「都合の良い人」を失うまいと必死になって嫌がらせしてきますので引き際が大切です。
評判
この本の評判、口コミについていくつかご紹介します。現時点でのamazonでの口コミ投稿数377件、★5つの中の4.5と高評価です。
読みやすく、背中を押していただけます。無理に前向きになれともおっしゃいません。自分の心と健康を第一に考え、それを損なってまでしなければいけない仕事は存在しないと。今の職場でいじめにあっており、出社が困難です。仕事内容はもう少しやりたいとおもっていましたが、この本で異動願いを出す決心がつきました。異動したあとの不安からどうしようか悩んでいましたが。行動します。
逃げることが悪いことではない、やり切った自分を誇れ。とても勇気づけられました。他の本でも同じ文を拝見しますが、この本は同じ言葉でもとても心に響きました。後日談になりますが、少し逃げるのが遅くなり適応障害でした。著者がおっしゃる逃げる力があるうちに逃げる。本当に大切です。今は休職中で、復帰後異動するための気力と体力の回復をしています。本の中で人生1回2回逃げた程度では終わりはしないと。逃げてよかったと心から思っています。自分自身やり切ったこともありますが、実家に帰り親と話す時間が持てました。幼少期は仕事人間の両親とあまり話す時間がなく寂しい時間を過ごしましたが、今その時間を神様が下さったと思っています。頑張った自分のへのご褒美だと。
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心の病気という結果で、落ち着くまでは心身辛い時間はありましたが、どれだけの方に日頃お気遣い頂けているかを再認識致しました。感謝の気持ちでいっぱいです。
幸い、うつでは無いため症状も回復にむかむています。どうか、私と同じ状況や辛い状況に置かれている方々おられましたら、出来るだけはやく逃げてください。やめてください。心の病気なって初めてわかりました。怪我のように、傷が目に見えないことは、誰にも理解されません。著者がおっしゃるように、自分には自分を守る責任があります。
長くなりましたが、今辛い状況におられる方々が少しでも楽になれるよう願っております。
私と同じような方がいらっしゃいました。本当に逃げて欲しいと思います。
気が楽になりました。少し前向きになれました。しかしそれが出来たら苦労しないんだよなあ。って言うのが正直な感想と、〜しろ!と言われても、具体的にはどうしたらいいのかというのがあまり書かれていなかったのでもう少し詳しく書いて欲しいと思いました。
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イマイチな口コミを探したところ、上記のような具体性がないという意見が。確かに「考え方」は書いてあるのですが、具体的な行動は自分で考えるしかありません。上記で私の体験談を書きましたが、未だに匙加減が分からないと申し上げました。具体的な行動については自分で試行錯誤しないといけないです。しかし、例えば「逃げる」について言えば、根本的に逃げる方向に向いていなければそもそも逃げようとしない訳なので、やはり「考え方」は非常に大事です。私はこの本で「考え方」を読み、その方向を向けることでスタート地点に立てたように感じています。
「ストレスゼロの生き方」(書籍)まとめ 特におススメしたい人
以上、「ストレスゼロの生き方」(書籍)のご紹介でした。著者のTestosteroneさんはこの考え方を実践しているのでストレスがないとおっしゃっています。実際皆さんの中でストレスがないと言い切れる方は非常に少ないのではないでしょうか。何かしらのストレスがあるなら、この本の中のどれかは必ず参考になるでしょう。
そんな中でも、特にこの本をおススメしたい人は、現在ものすごく困難にぶち当たっている方、辛い状況にある方です。そんな方はすぐにでも読んでみて下さい。「考え方」は人それぞれなので、合う、合わないはあると、Testosteroneさんはおっしゃっています。ですが辛い状況にあると、私もそうでしたが、一つの考えに取りつかれています。この本にある「考え方」が、何か一つでもストレス軽減に役立てれば大げさでなく人生が変わりますよ。

私が20代の頃にこの本に出会いたかった。心からそう思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)/